日本との違いを知ろう
最近、日本では税金についての話題が飛び交っていますね。身近な税金として消費税がありますが、日本では現在消費税が8%、2017年には10%に上がります。
なんでこんなに高いのか、そもそも10%は海外と比べて高いのか低いのか疑問の方もいるかと思います。そこで、世界の税金と日本との違いの一例をご紹介したいと思います。
消費税が12%少しと高めなのは、カナダのブリティッシュコロンビア州です。カナダではGST(物品サービス税) 5% とPST(州税なので州ごとに変わる)があります。
商品によって、PSTが加算される場合があり、次のような場合はGSTのみとなります。【GSTのみの場合】)レストランでの食事、家の改装、引越し、電気・ガス、本、交通機関、ガソリン、薬、美容室、映画館、ジム、など。
逆にアルコールや、例えばスノーボードのレンタルなどにはPSTがかかってきます。このように、カナダは生活必需品に対して税率が低くなる「軽減税率」を採用しているのですね。
軽減税率は日本も導入が検討されており、将来的にカナダのように10%以上になるかもしれません。カナダでは医療費のすべてが税財源で負担されており、患者の自己負担が一切ありません。
年金の一部も政府負担です。このように、税金は私たちの生活に大きな影響を与えます。増税や軽減税率については様々な意見がありますが、将来、国民にとってよい結果になるといいですね。